当クリニックの特色・医療サービス

京都・高雄病院の提携治療

当院病院の提携クリニックとして糖尿病治療に取り組んでおります。
高雄病院外来と同じ手順で診断し、治療を進めていきますので、高雄病院と提携した内容の治療を受けることができます。

漢方治療/アレルギー・アトピー治療

当院ではアトピー性皮膚炎およびにきびの治療に力をいれております。

アトピー性皮膚炎においては極力ステロイド剤の使用を控えて、漢方薬を中心とした治療を行っております。他院にて改善しなかった患者様もその方に合った漢方薬を使用すれば劇的に改善していきます。
また当院独自の外用薬も扱っておりますので是非一度ご使用ください。にきびも漢方薬を中心とした治療で改善しております。

ガマンの要らない画期的な糖尿病治療食

ステーキなどの肉はOK、蒸留酒であれば酒類もOK、油を使った料理もOK

従来の糖尿病治療は、カロリーを制限し、脂肪の摂取を抑えて肥満を改善させようとしてきました。
もちろん肥満によってインスリン抵抗性(インスリンが効かなくなること)が増大するわけですから肥満は改善しなければならないのですが、糖尿病という病気が怖いのは食後の高血糖(グルコーススパイク)により血管の内皮が障害されることです。
障害された血管内皮細胞は剥離され、剥離された部位に血小板が粘着、凝集し、血栓を形成します。長年の高血糖状態はアテローム性動脈硬化の原因となり、そして糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性壊疽、脳梗塞、心筋梗塞といった糖尿病の合併症へとつながるわけです。
京都高雄病院の江部康二先生の提言されているのは、この食後の高血糖を抑えることにより、血管内皮の障害を防ぎ、糖尿病も改善するというものです。
3大栄養素(炭水化物、脂肪、蛋白質)のうち食後高血糖をきたすのは糖質(炭水化物)のみであることから、米類、麺類、パン、いも、お菓子などの糖質(炭水化物)を制限し、脂肪、たんぱく質は摂取してよいという従来とは正反対の食事が糖質制限食です。
この方法では主食は摂取できませんが、ステーキなどの肉はOK、蒸留酒であれば酒類もOK、油を使った料理もOKとなります。
当院ではこの食事を糖尿病治療の柱としております。この治療の特徴として実感することは、結果が比較的早くでるということです。多くの糖尿病患者さんが来院されますが、来院時HbA1C(血糖コントロールの指標)が10以上であってもほとんどの方が3から6カ月でHbA1cが6以下となります。
インスリン治療をやめたいといっていらっしゃる患者さんも大体、6か月から1年でインスリン注射の中止が可能です。もちろん早い方は3から4カ月でHbA1Cが正常となります。
関東近辺の方で現在の糖尿病の治療に糖質制限を取り入れたい方はぜひ一度ご来院ください。

経鼻内視鏡

神奈川県初のオリンパス社製経鼻内視鏡導入!痛くない内視鏡検査を行っております。

当院では神奈川県で最初に経鼻胃カメラを導入しました。以来、胃の検査は主に経鼻胃カメラで行っています。

タバコより細い径4.9mmの胃カメラを鼻から挿入することによって舌の根元に当たりにくく、「オエッ」という苦痛がほとんどありません。胃の検査は必要だと分っているが苦しい検査は嫌だという方には最適だと思います。
さらにこの検査の利点は
1.検査中に医師や看護師と会話ができます。
2.静脈麻酔を必要としないため早く検査を終了できます。

欠点としては
1.鼻粘膜を傷つけることがある。
2.鼻出血を起こすことがあるため、血小板が少ない方(肝硬変など)や血液をサラサラにする薬を服用されている方はできません。
3.鼻腔が狭い方は経口の胃カメラに変更させていただきます。

当院では吐血の処置などのために経口の胃カメラも用意してあります。

大腸カメラ

大腸癌はポリープ(腺種)から発生します。ポリープの段階で内視鏡で切除してしまえば、大腸癌は100%予防できることが解っております。

大腸ポリープとは大腸にできる隆起性の病変を大腸ポリープといいます。
ポリープ種類には非腫瘍性と腫瘍性のものがあり、炎症や過形成性のものは非腫瘍性といわれます。腫瘍性のものは腺種や癌が含まれます。大腸ポリープのうち80%以上は腺種と呼ばれるものです。他にも平坦な隆起の腺種や癌もあります。
腺種の多く(90%以上)は徐々に大きくなり、癌に移行していくといわれております。予防的には定期的に大腸検査とくに大腸カメラを行い、早期発見することが重要となります。大腸癌検査には一般には便潜血検査があります。
これはある程度進行した癌(潰瘍を伴う)の検出にはある程度有効ですが、ポリープの段階では出血しないため、検出できないことがあります。
40歳以上の方は大腸のポリープや癌の検査として大腸カメラをお勧めします。もちろん、健康診断で便潜血が陽性となった方も大腸カメラの検査をお勧めします。

■大腸ポリープの治療
大腸ポリープの治療にはホットバイプシーや内視鏡下粘膜切除などありますが、当院ではポリペクトミーという方法でポリープを切除します。内視鏡にてポリープを発見したらポリープの頚部に通電できるコイルを巻き、そのまま通電にて焼き切る方法です。
痛みはまったく伴いません。その後、回収したポリープを検査し、癌組織を見つけた場合、追加の治療や、関連病院にご紹介することもあります。